EXCELの歴史

 同社のMS-DOS向け表計算ソフト「Microsoft Multiplan」及びグラ

フ作成ソフト「Microsoft Chart」は、Lotusの「1-2-3」に比べて性

能が低く、米国市場においては大きく水を開けられていました(欧州市

場ではMultiplanも高いシェアを確保していた)。その反省を踏まえた

上で、GUIでの利用を前提に、Macintosh用アプリケーションソフトウ

ェアとして開発されたものが「Microsoft Excel」です。

 同製品は、GUI環境に特化した優れた操作性と高い性能を有し、

Macintosh向け表計算ソフトのベストセラーとなりました。この過程で

GUI環境のアプリケーション開発ノウハウを蓄積したMicrosoftは、他

のオフィス向けアプリケーションにもExcelに似たインタフェースを用

いるようになりました。また、Windowsのインタフェースは、Excelを

基準に作られたとも言われています。

 Microsoftは、Lotusの統合ソフト「Jazz」対抗製品の「Microsoft

Works」よりも、Excelを核にワープロやデータベース、スケジュール

管理ソフトなどを統合した高性能オフィススイート製品「Microsoft

Office」の販売を優先することで、Windows向けオフィススイートのデ

ファクトスタンダードの座を確保することに成功しました。 そして、

PCのプラットフォームがDOSからWindowsへと移行するに従い、GUIへの

対応が遅れた「1-2-3」(及び「スーパーオフィス」)を引き離してい

きました。

 現在、Windows向けにExcel 2007、Mac OS X向けにExcel 2004が最

新版としてリリースされています。今日では表計算ソフトの標準的存在

であるとともに、Windows用アプリケーションの代表的存在です。

 標準の保存ファイル形式は拡張子にxlsを使用したもので「Excel ブ

ック」と呼ばれています。Excelがインストールされていない環境で

も、マイクロソフトより無償で提供されるExcel Viewerをインストー

ルすることにより、閲覧が可能です。他にもテキストやCSV、HTML形式

での入出力が可能で、Excel 2003以降はXMLスプレッドシートも扱える

ようになりました。2007からはXMLでのファイル形式が標準とな

り、.xlsxという形式となりました。

エクセルの裏ワザ
ファイル転送ソフト
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